真究極廃人王への道

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【S15シングル使用構築】ペンギン⭐︎シルバーバレット【最終377位/レート2012&最終570位/レート2002】

 

こんにちはこたつです。記事を読んでいただきありがとうございます。4ヶ月ぶりの構築記事投稿となりなす。

今回はS15にて2ロムで最終レート2000を達成した記事の紹介になります。最後まで読んでいただければ嬉しい限りです。

【構築経緯】

話は前期のs14の時に遡り、雷撃という大型対戦オフに参加する時にパーティどうしようかなと考えていた所、選出段階で相手の思考をずらすことができるパーティなら強者集うオフ大会でも戦えるのではないかと考えてた。

具体的に言うと相手が選出見せ合い時にブーストエナジーツツミと思っている所に初手に眼鏡ドロポンが程度で大きな負担をかけてアドバンテージをとる事をコンセプトに構築を組み始めた。

▲実際に雷撃で使用した構築

当時はレギュF開幕から間も無くツツミが不利になる相手(主にカイリュー)にクイックターンで逃げてポリゴン2マルスケや災いの剣などの強特性をコピーしたりする動きを取れたらいいなと思ってたがポリ2が身代わり瞑想ハバタクカミにがっつり起点にされる事が発覚してしまいこの構築は解散となった。

因みに雷撃の結果は7戦やって4勝3敗の予選落ちだった。まあ順当に負けたなぁって感じでした。

しかし眼鏡ツツミの火力は環境で充分通用すると感じたので構築を見直してみる。

先発枠を襷パオジアンとツツミの2枚看板にして、特殊受けにはハバタクカミ

に対してハッサム以上に確実な受けを成立できるチョッキドドゲザン、地面の一貫を切りつつサイクルを回す事ができるスカーフ霊獣ランドロスを入れてS14の終盤戦に挑んでみると最終3桁は取れなかったものの最高レートを1939までいけたので構築を煮詰めれば上位帯を目指せると思った。

▲S14の最終日瞬間最高レートと最終順位

勝ちきれなかったことが本当に悔しかったが悔しさをバネに這い上がろうと決心した。

S15になってからは殆どの対戦での5体までは固定していたがどうしてもラスト一体の枠が決まらなく水ロトムや炎オーガポン、鉢巻ドラパルト等も検討していたが2月7日に行われた仲間大会デカヌチャンカップの2日目に参加してたときにこれキョジオーンどうしようもなくねって今更気づいたので考えに考えた結果終盤に隠密マントドオーを最後の枠に入れてパーティが完成した。

▲第十回デカヌチャンカップday2の結果

また予選突破は叶わなかったが強者集う大会でもちゃんと自分の構築が通用した事と高まるモチベーションのお陰で構築を崩さないでレート2000達成までやり遂げる事が出来た。

【パーティコンセプト】

初手襷パオジアンor眼鏡テツノツツミで数的有利を取り、3対2の状況で有利に立ち回る。またよく選出される相手のハバタクカミをチョッキドドゲザンで受けきり最悪流してもいいので相手のブーストエナジー権を不発に終わらせる。

【使用個体紹介】

ハバタクカミ@ブーストエナジー

性格:臆病

特性:古代活性

テラスタイプ:ステラ

実数値:131(4)-×-75-187(252)-155-205(252)

主な役割対象:

調整:ハバタクカミミラーに勝ちたいのでcs最速

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/テラバースト/身代わり

選出機会は6体の中で一番少なかったがステラテラスの採用によりイエカシキュウコントドロクツキへの展開構築への回答としても活躍してくれた。

また様子見の身代わりを採用してみたところ後述のドオーとのシナジーもかみ合った試合があったのもよかった。

体感選出率6位

テツノツツミ@こだわりメガネ

性格:臆病

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:水

実数値:131-90-134-176(252)-81(4)-206(252)

調整:csぶっぱ

※A個体値31

主な役割対象:

技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/クイックターン/冷凍ビーム

この構築の特殊エース枠

ガオガエンハッサム等パオジアンでどうにもならなそうなポケモンが選出画面にいたときに先発で出していく。

初手対面で有利な相手に対面できたときは即テラス切りしてドロポンをぶっ放していく。水テラドロポンの火力はすさまじく、初手に来た炎ポン、欠伸持ちのガチグマなどを破壊してくれた。

先発としても後続のフィニッシャーとしてもかなり信頼できる。(ドロポンの命中率には目を瞑るけど)

レギュFが始まってからずっと構築の軸として使い続けて伸び悩みの壁を突破してくれた正に銀の弾丸と言えるポケモンでした。

体感選出率3位

カイリューゴツゴツメット

性格:図太い

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:フェアリー

実数値:191(196)-×-154(196)-120-120-115(116)

調整:麻痺した準速スカーフイーユイ抜き

妖テラス後マルスケ込み特化パオジアンのA+2氷柱落とし+礫確定耐え

(40.8〜48.6%+39.2〜46.0%

主な役割対象:

技構成:エアスラッシュ/電磁波/アンコール/羽休め

普通のゴツメアンコエアスラ型

 

水ウーラオスがどうしようもないくらい重かったので構築上重くなるハッサムカイリューにもある程度誤魔化しが効くこの型で採用した。

ランクマ終盤ではグラスシード持ちの剣舞ゴリランダーが増えていたのでそこへの起点を回避することが出来た。

麻痺運ゲーに持ち込めるのは強かったがエナジー挑発ハバタクカミなど対策枠が多く、敗因にもなってしまったので終盤はあまり多く活躍出来なかった。

体感選出率4位

パオジアン@きあいのタスキ

性格:意地っ張り

特性:災いの剣

テラスタイプ:ゴースト

実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)

主な役割対象:

技構成:氷柱落とし/絶対零度/不意打ち/聖なる剣

調整:AS特化

 

やっぱり最強にして最凶なポケモン

主に先発枠として選出

技構成は上振れ重視で零度を採用したこの4つで完結しているように思える。

陽気にしてしまうとよく先発でくる頑丈ブリジュラスへの氷柱落としの乱数が変わってしまうので意地っ張りの性格補正にしている。

またこの構築は等の格闘技持ちの襷枠が本当によく先発にくるのでそこにはちゃんと霊テラをきって格闘技を透かしてから数的有利をとることを意識していた。

特にパオジアンに関しては特性発動順で上を取れればほとんど突っ込んできてくれたのでこちらだけダメージを与えつつ最後っ屁の不意打ちか礫をテツノツツミで透かして襷温存のムーブを取れたのが強かった。

公式は強くてかっこいいとか抜かしているが竜王戦の活躍を見る限り全てのポケ勢が恐れおののく生物兵器だという認識しかないだろと思った

(嘘です、公式様大好きですから色パオジアンの配布まってます)

体感選出率1位

ドドゲザン@とつげきチョッキ

性格:意地っ張り

特性:負けん気

テラスタイプ:飛行

実数値:201(204)-195(180)-101(4)-×-116(84)-75(36)

調整:

〈攻撃技〉

アイアンヘッドでH252振りアシレーヌが確定2発(50.2〜59.8%)

飛行テラバーストで耐久無振りウーラオスが低乱数1発(85.7〜100.5%)

・(耐久〉

臆病c252振りハバタクカミムーンフォースが低乱数3発耐え(28.8〜34.3%)

特化赫月ガチグマの真空波確定3発

(33.8〜39.8%)

特化カイリュー地震+ゲザンが飛行テラス時ノーマルテラス神速最高乱数2連続以外耐え(54.7〜64.6%+32.8〜38.8%)

特化炎オーガポンの非テラスツタ棍棒確定耐え(83.5〜98.5%)

飛行テラス時特化霊獣ランドロスの岩雪崩を最高乱数2連続以外耐え(43.7〜51.7%)

・〈素早さ調整〉

s4振り赫月ガチグマ抜き抜き

主な役割対象:

 

技構成:アイアンヘッド/テラバースト/ハサミギロチン/不意打ち

 

ハバカミ受け枠だったはずなのだが対面気味な構築上、鋼枠にありがちなクッション受けとして投げる機会が多く、パオジアンの次に多く選出していた。

前回構築記事でもゲザンを起用していたがタケルライコやブリジュラスの台頭により霊獣ランドロスが増加傾向にあったと感じた為、上手く環境に刺さってくれたと思う。https://ryu69810.hatenablog.com/entry/2023/11/02/001637

▲前回構築記事でも調整は違いますが採用していました。こちらの記事も読んでくださると嬉しいです!

ある程度の耐久を確保してくれている為ギロチンの試行回数も稼ぎやすく不利な試合もギロチン1発当てで捲って勝てた試合が何度もあった。

また前回記事とは違い格闘技の通りがヤバかったので飛行テラバーストを採用してみたら炎ポンなどにも刺さって使用感はとても良かった。

調整はかなり考えた方だが、努力値振りのAを1下げてSに1回すと麻痺した準速ウーラオスを抜けるようになるのでまだまだ開拓できるなと思った。本当に使ってて楽しかったポケモンである。

体感選出率2位

ドオー@おんみつマント

性格:腕白

特性:貯水

テラスタイプ:炎

実数値:237(252)-95-116(204)-×-127(52)-40

調整:

tanakpoke.hatenablog.com

▲こちらの記事を参考にしました、問題があった場合は削除します。

陽気ウーラオスのアイススピナー確定2発耐え

(40.5〜48.1%)

特化アシレーヌのサイコノイズが88〜104のダメージ(37.1〜43.8%)

主な役割対象:

技構成:黒い霧/地震/毒々/自己再生

最後に構築に入ったポケモン

やはり水ウーラオスが重すぎるので露骨な貯水バレしても構わないから選出を抑制したいと思ってたがバンバン選出された。身代わりビルド型以外なら勝てる。

前述の通り身代わりエナジーカミとも相性が良く毒毒を入れた後、身代わり連打でラス一にきた悪ラオスの強打不意打ち択を無視できるのも非常によかった。

隠密マント採用なので地割れか霊テラ呪い持ちのキョジオーン以外にはかなり強くそのままTodに持ち込むことも可能だったので考え抜いてこのポケモン起用に行き着く事ができて本当によかった。

体感選出率5位

【基本選出】

先発パオジアンorテツノツツミ+ドドゲザン


+それ以外の4体から@1

VSイエカシ

パオジアン+ハバタクカミ+@1から相手に刺さるポケモン

テラス権のあるラス一カシラをカミのステラテラバで突破できるように意識しながら立ち回る。

VSキョジオーン入り構築

パオジアン+ドオー+@1

相手を一体突破してからキョジとドオーの対面を作れたら理想形

 

VSキラフロル入り構築

パオジアン+ドオーorカイリュー+ドドゲザン

相手の毒化粧発動をほぼ無視する先出で挑んだ。パオジアンの襷を温存してキラフロル突破できればなおよし。

VS雨パ(頑丈ブリジュラス+イダイトウ雄入り)

テツノツツミ+パオジアン+@1(主にドドゲザンだった)

ラス一イダイトウ雄にテラス権が残っていたら妖テラ警戒を怠らないように立ち回る。

【キツかった相手】

・タケルライコ入り構築

一致技を誰も受けきることができなかったのでドドゲザンでなんとかするしかなかった(ギロチン)

・初手襷水ウーラオス

カイリュー、ドオーが選出できてないとほぼ必ず一体持ってかれてしまうのでまだスカーフ蜻蛉でサイクルを回されるほうが戦いやすかった。

・ほぼ全てのカイリュー

ドドゲザンで飛行テラスを切りながらギロチンの試行回数を稼いで突破していた、できなかった試合はほっとんど負けていた。

型が以上にありすぎて対策が難しいがこの構築で相手しやすかったのがノーマルテラス鉢巻と先制技のない耐久型だった。

・受けループ構築のポケモン

きつい以前にクレベースを物理ポケモンで突破する手段がほぼなかったので当たった試合は全部負けていた。終盤で当たらなくて本当に良かった。

 

【結果】

▲TNこたつ レート2012 最終 377位


▲TNドラこ レート2002 最終 570位

【使用構築レンタルID】

チームid:PC2T68

▲今回使用した構築です!レギュFが終わるまでは残しておく予定なので使ってくれたらとても嬉しいです!

【最後に】

改めてS15お疲れ様でした。今回この構築を組んでみて一貫して同じポケモンを使い続けること(今回でいえば眼鏡テツノツツミ)がとてもプレイングや立ち回りの練度を高めるのに重要なことだと感じました。一度レートを溶かしてしまうとパーティの見直し、はたまた構築の骨組みからやり直さなければならないこともあります。

けれどもランクマッチでもオフ、仲間大会などの環境でも諦めずに信じて使ってみたいポケモンを選出してみると三桁、レート1900、2000昇格戦のプレッシャーのかかる試合でも必ずポケモンたちが答えてくれて勝ちにつながったことで信じて使い続けてよかったなぁという嬉しさがありました。

今期はTNドラこROMが25日、TNこたつROMが27日にそれぞれレート2000に到達して、比較的に早い時期に2000達成できたので最終日に潜る勇気は持てなかったけど少しほっとしています(笑)

次シーズンはレート2000+一勝を目標にしてこれからも日々研究、対戦を楽しんでいきたいなぁと思います。

長くなりましたが今回の記事はここで終わりになります。

ここまで読んでくれてありがとうございました!お疲れ様です、さよなら♪